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帝王切開1_バースプラン [バースプラン]

いいお産、という言葉がある。
わたしが考えるいいお産は、ベビとママのリスクを最小限に抑えた安全なお産。
そしてママが納得して選びとったお産。

今回は帝王切開について考えてみたい。

現在日本の全出産のうち15%以上を帝王切開が占めるという。
http://www.cs-navi.com/what/one-sixth.html
http://baby.goo.ne.jp/member/ninshin/teiou/1/
実際に周囲でも帝王切開で出産したという話をよく聞く。


わたし自身、このブログで出産について書いているけれど、帝王切開と自然分娩とどちらが「良い」という思いはない。

わたくしごとでいえば、破水をして入院し、ほどなく陣痛が始まった。
陣痛が5分間隔になって陣痛室に移り、点滴をしながら経過の観察。
それが60時間。
できる限りの方法でお産を進めていたし、その効果も認められた。
だけど、出産はすべての条件がそのタイミングで揃わないとできない。
結局お医者さんと相談の上、最後に陣痛促進剤を使用した。
しばらくのちに、なんとか下から産めそうだということで分娩室に入った。
そして緊急措置として会陰を切開して出産した。

負担のかかった我が子は保育器へ。
出血多量のわたしは絶対安静に。。。
退院するとき、本来であれば、帝王切開だったといわれた。


わたしは処置が必要なときには早めに教えていただいて、安全第一で選択をしようと思っていた。
でもそのあたりのことをうまくバースプランに明示できなかったために、お医者さんはつたない文章からわたしの意図を汲み取り、できるだけ特別な処置をせずに出産したいのだろうと、辛抱強くぎりぎりまで経過を見守ってくださったのだと思う。
(帝王切開については言及せず、陣痛促進剤や会陰切開をできるだけ避けたいこと、必要なときには相談したいと書いていた。)
でももし必要でそのときに選択を求められていたら。
わたしは帝王切開を選んだだろうと思う。
帝王切開もとても大変だと思うけれど、それでも安全が大切だから。

帝王切開が必要になる理由はさまざまある。
事前に帝王切開をすると決める場合もあるし、緊急に帝王切開が必要になる場合がある。
産科医療の専門家であるお医者さんが帝王切開を勧めるときには、必要なのだろうと思う。
ママには不安もあるだろうし、できることなら良く説明を聞いて納得して決めたい。
緊急に必要になるときに、どう考えるのかも、相談しておけるならば相談しておきたい。

もちろん、バースプランは希望したからといって、そのとおりになるとは限らない。
医学的理由によって、状況に応じて変更する必要があるから。
同じようにママの側から変更することもできる。
その場その場で大事な希望はきちんと伝えよう。

なお帝王切開の立会い出産やカンガルーケア、BGMの選択もできる場合がある。
事前に相談しておこう。

みなさんのお産が、みなさんにとってのいいお産になりますように。


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